白石市議会 2020-06-19 令和2年第441回定例会(第5号) 本文 開催日:2020-06-19
しかし、昨年10月1日に改正となった地域別最低賃金は、東京1,013円、宮城県は824円、最も低い地域では790円となっています。この額でフルタイム働いても、120万円~160万円であり、まともな暮らしはできません。地域間格差も大きく、宮城県と東京では時間額で189円も格差があり、将来を担う若者の県外流出を招く要因ともなっていることが指摘されています。
しかし、昨年10月1日に改正となった地域別最低賃金は、東京1,013円、宮城県は824円、最も低い地域では790円となっています。この額でフルタイム働いても、120万円~160万円であり、まともな暮らしはできません。地域間格差も大きく、宮城県と東京では時間額で189円も格差があり、将来を担う若者の県外流出を招く要因ともなっていることが指摘されています。
今の地域別最低賃金は、東京で985円、宮城県は798円、最も低い地方では737円にすぎません。世界各国の制度と比較すると、日本の最低賃金は低水準に加え、地域格差がある点で得意な状態となっています。先進諸国のグローバル・スタンダードに近づけるため、最低賃金の地域間格差の是正・全国一律への改正と金額の大幅な引き上げが必要です。
また、地域別最低賃金は、東京で932円、宮城県では748円、最も低い地方では714円に過ぎません。この額でフルタイムで働いても120万円から160万円であり、ゆとりある生活はできません。地域間格差も大きく、宮城県と東京では時間額で184円も格差があるため、未来を担う若者の県外流出を招く大きな要因にもなっています。
さて、ことしの地域別最低賃金の見直しが決まったところであります。10月3日から改定されることになりました。宮城県の最低賃金は16円引き上げられて時給726円となります。臨時職員の日額賃金を計算すると、7時間45分の勤務時間なので5,626.5円となります。10月以降の臨時職員の日額賃金の改定を考えているのかについて伺います。
さらに、公契約条例におきまして市町村が地域別最低賃金以上の賃金を定めることは、地域別最低賃金の趣旨に反するもので、当条例を制定することは地方自治法の規定に違反するものであると国の見解も出されております。
同 辻 隆 一 同 戸 羽 芳 文 同 小 松 紀 昭 最低賃金の水準引き上げを求める意見書(案) 最低賃金制度は、毎年、中央最低賃金審議会が作成する「目安額」を参考に、各都道府県最低賃金審議会の審議を経て、地域別最低賃金